分子の車レース、フランスで開催 日本は途中棄権
分子1個でできた車による約30時間のカーレースがフランスで28、29の両日開かれ、日本の物質・材料研究機構(茨城県)チームの車は操作用コンピューターの不具合のため途中で棄権した。
100万分の1ミリの走行記録は残し、復旧努力に対し「フェアプレー賞」を受賞した。
レースは分子の操作技術などの向上を狙い、会場となったフランス国立科学研究センターが主催。
世界の6チームが100万分の1ミリサイズの車を持ち寄り、特殊な顕微鏡を使い約1万分の1ミリのコース走破に臨んだ。
レース開始直後、主催者が用意した日本チームのコンピューターにトラブルが発生し、車も壊れた。チームは復旧を試みたがかなわず棄権した。
リーダーの中西和嘉主任研究員は「レースにはさまざまな意義があった。今後の研究に生かしたい」とコメントした。
米国・オーストリア、スイスの2チームが完走した。
100万分の1ミリの走行記録は残し、復旧努力に対し「フェアプレー賞」を受賞した。
レースは分子の操作技術などの向上を狙い、会場となったフランス国立科学研究センターが主催。
世界の6チームが100万分の1ミリサイズの車を持ち寄り、特殊な顕微鏡を使い約1万分の1ミリのコース走破に臨んだ。
レース開始直後、主催者が用意した日本チームのコンピューターにトラブルが発生し、車も壊れた。チームは復旧を試みたがかなわず棄権した。
リーダーの中西和嘉主任研究員は「レースにはさまざまな意義があった。今後の研究に生かしたい」とコメントした。
米国・オーストリア、スイスの2チームが完走した。