自家用車改造 「白ナンバー」霊きゅう車で書類送検「許可が面倒」「必要だと思わなかった」
国から運送業の許可を受けず「白ナンバー」の霊きゅう車で遺体を運んだとして、神奈川県警は23日までに、貨物自動車運送事業法違反の疑いで、神奈川県と東京都の葬祭会社5社と、各社の社長5人を書類送検した。
県警によると、4人は「許可を受けるのが面倒だった」などと話し、1人は「許可が必要だと思わなかった」と容疑を否認している。
送検容疑は2015年11月から16年12月ごろまでの間、運輸局の許可を得ずに自家用車を改造した霊きゅう車で遺体を運び、料金の支払いを受けた疑い。
県警によると、遺体を運ぶ料金は距離に応じて算出し、国に申請しなければならないが、5社は1回2万円前後で運んでいた。
14年7月に川崎市の火葬場から「白ナンバーの霊きゅう車が出入りしている」と警察に連絡があり、発覚した。
県警によると、4人は「許可を受けるのが面倒だった」などと話し、1人は「許可が必要だと思わなかった」と容疑を否認している。
送検容疑は2015年11月から16年12月ごろまでの間、運輸局の許可を得ずに自家用車を改造した霊きゅう車で遺体を運び、料金の支払いを受けた疑い。
県警によると、遺体を運ぶ料金は距離に応じて算出し、国に申請しなければならないが、5社は1回2万円前後で運んでいた。
14年7月に川崎市の火葬場から「白ナンバーの霊きゅう車が出入りしている」と警察に連絡があり、発覚した。