元シールズが「共謀罪」反対集会 参院審議控え
安全保障関連法に反対し、昨年解散した若者グループ「SEALDs」の元メンバーらが結成した団体「未来のための公共」が26日夜、国会前で「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の反対集会を開いた。
改正案は参院審議を前にしており、参加者は「まだこれからだ」と声を上げた。
「今すぐ廃案」「国民なめるな」。午後7時半ごろから若者ら数百人が国会前の歩道上に集まり、ラップ調の掛け声と太鼓の音に合わせて若者の一人が気勢を上げると、他の参加者らも続いた。
改正案は23日に衆院を通過し29日の参院本会議で審議入りする予定。