エステ機器発火、メナードが2社提訴…8億請求
エステサロン用機器で発火トラブルが起きたのは設計上の問題が原因などとして、「日本メナード化粧品」(名古屋市)と子会社が、機器メーカーなど2社に計約8億4000万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こしたことがわかった。提訴は3月25日付。
訴えられたのは医療・産業機器メーカー「ヒロセ電子システム」(東京都)と美容品商社「滝川」(同)で、両社は読売新聞の取材に「詳細は答えられない」としている。
訴状などによると、メナードは、全国にある「メナードフェイシャルサロン」に子会社を通じて、蒸気を顔に当てる機器を導入。
昨年2月、メナードの関西支社(大阪市)でサロン従業員の訓練を行った際に発火し、約1000店舗で同月から使用を停止させた。
メナード側は、空だき防止装置が機能しなかったのが原因で、被告の2社は製造物責任があるほか、発火前に多数の店舗で機器から煙が出るなどの現象を確認していたのに、適切な措置を講じなかったと主張。機器のリース料や代替機の購入費など損害を受けたとしている。
顧客や従業員がけがをするなどのケースはないという。
訴えられたのは医療・産業機器メーカー「ヒロセ電子システム」(東京都)と美容品商社「滝川」(同)で、両社は読売新聞の取材に「詳細は答えられない」としている。
訴状などによると、メナードは、全国にある「メナードフェイシャルサロン」に子会社を通じて、蒸気を顔に当てる機器を導入。
昨年2月、メナードの関西支社(大阪市)でサロン従業員の訓練を行った際に発火し、約1000店舗で同月から使用を停止させた。
メナード側は、空だき防止装置が機能しなかったのが原因で、被告の2社は製造物責任があるほか、発火前に多数の店舗で機器から煙が出るなどの現象を確認していたのに、適切な措置を講じなかったと主張。機器のリース料や代替機の購入費など損害を受けたとしている。
顧客や従業員がけがをするなどのケースはないという。