白鵬 歴代1位タイ1047勝 日本国籍取得へ 引退後「白鵬親方」誕生も
「大相撲名古屋場所・12日目」(20日、愛知県体育館)
横綱白鵬(32)=宮城野=が関脇玉鷲を寄り切って、通算勝ち星でついに元大関魁皇(現浅香山親方)に並ぶ史上1位の1047勝を達成した。
11勝目(1敗)を挙げ、39回目の優勝へ単独トップを守った。
優勝38回など数多くの史上1位記録に新たな偉業を加えた大横綱は、将来的に日本国籍を取得する意向を持つことがこの日までに判明。
日本国籍保有となれば親方襲名の条件を満たす。
日本国籍保有なら著しい功績が認められ、現役時代のしこ名を名乗る「一代年寄」が贈られる可能性は十分。
現在の一代年寄は貴乃花で過去には大鵬、北の湖らがおり千代の富士は辞退している。「白鵬親方」の誕生も十分に可能性がある。
未来設計も描き、まずは記録を伸ばすのみ。
1047と書かれた花束を手に満面の笑みでガッツポーズした史上最強横綱。
「あした単独でいきたい。一番一番」と、新記録1048勝へ気炎を上げた。