林健治さん妻真須美死刑囚と面会 弱気な様子明かす
和歌山市で1998年に発生した毒物カレー事件で再審請求中の林真須美死刑囚(56)の支援者集会が22日、大阪市内で開かれた。
夫の健治さん(72)は、集会後に取材に応じ、5、6月に面会したとき、林死刑囚は「何を言ってもだめ」と弱気な様子だったと明らかにした。
健治さんは「外からはどうすることもできず歯がゆい」と心境を語った。
集会には、約100人が参加。弁護団は「(有罪となった根拠のヒ素鑑定は)うそで、間違いというレベルを超えている」と林死刑囚の無実を訴えた。
事件では和歌山市園部の夏祭り会場でカレーを食べた4人が死亡。
2009年に死刑が確定、今年3月に再審請求が棄却されたが、林死刑囚は4月に即時抗告した。
また有罪確定の根拠となったヒ素鑑定が虚偽だとして、大阪地裁に損害賠償訴訟を起こしている。
夫の健治さん(72)は、集会後に取材に応じ、5、6月に面会したとき、林死刑囚は「何を言ってもだめ」と弱気な様子だったと明らかにした。
健治さんは「外からはどうすることもできず歯がゆい」と心境を語った。
集会には、約100人が参加。弁護団は「(有罪となった根拠のヒ素鑑定は)うそで、間違いというレベルを超えている」と林死刑囚の無実を訴えた。
事件では和歌山市園部の夏祭り会場でカレーを食べた4人が死亡。
2009年に死刑が確定、今年3月に再審請求が棄却されたが、林死刑囚は4月に即時抗告した。
また有罪確定の根拠となったヒ素鑑定が虚偽だとして、大阪地裁に損害賠償訴訟を起こしている。