飲食店女性、顔を何度も殴られ…死亡 新橋
東京・新橋の飲食店で、従業員の19歳の女性の顔を何度も殴るなどして大けがをさせたとして、店の実質的オーナーとみられる31歳の男が逮捕された。女性はその後、死亡した。
警視庁によると、逮捕された伊藤英治郎容疑者は、今月4日、港区新橋の飲食店で、従業員の与島稜菜さん(19)の顔を何度も殴り、髪をつかんで引きずるなどして大けがさせた疑いが持たれている。
与島さんは意識不明の状態で病院に搬送されたが、6日後に死亡した。
伊藤容疑者は店の実質的オーナーとみられ、当時、酒に酔っていて、従業員らを外に出し、与島さんに馬乗りになるなどして、執拗に暴行を加えたという。
飲食店近くの人「同じ店の女の子をボコボコにしたらしい。酔っ払ってその気がある人だから、暴れ癖がある人だから」
調べに対し、伊藤容疑者は容疑を認め、「与島さんの面倒をみていた。20万円くらい援助していた」などと話しているという。
警視庁は、容疑を傷害致死に切り替えて動機などを調べている。