ケニアの自然保護区で発見された白いキリンの親子（ヒロラ保護プログラム提供）

アフリカ東部のケニアの自然保護区で、全身が真っ白なキリンの親子とみられる２頭が確認され、その動画がインターネット上で話題となっている。

体の一部で色素が作られなくなる「白変種」と呼ばれる個体とみられ、キリンでは非常に珍しいという。

動画は先月、ケニア東部のイシャクビニ・ヒロラ保護区で、密猟を監視している非営利団体「ヒロラ保護プログラム」のスタッフが撮影した。

キリンは、母子とみられ、母親が子供に茂みに隠れるよう促すしぐさも見せていたという。
子供の方はうっすらと網目模様が確認できたが、母親の体は「雪のように真っ白」だったという。

キリンの白変種は２０１５年にタンザニアでも見つかっている。