上西議員 次期衆院選出馬を断念 タレント・政治評論家転身か
無所属の上西小百合衆院議員(34)=比例近畿=が22日、次期衆院選に立候補しない意向を固めた。
25日に記者会見する予定で、「野党共闘統一候補を目指して活動してきたが、今はその環境にないので次期衆院選への出馬を断念した」としている。
7月19日の記者会見では「次の選挙は当選する確率の高い政党から出ます」と話していたが、関係者によると、水面下で複数の政党と接触したが、不調に終わったという。
上西氏は2012年の衆院選で日本維新の会公認で初当選。
体調不良を理由に国会を休んだ前日に居酒屋に行っていたことが発覚し、15年に当時の維新の党(現日本維新の会)を除名された。
今後は、タレントや政治評論家として活動していくとみられる。