高校教員、県体協からの交付金700万超不適切経理
神奈川県は25日、県レスリング協会で選手強化費を管理していた県立高校教員の男性役員(62)が、県体育協会から2011年度以降の6年間に交付された補助金約737万円を不適切に経理処理していたと発表した。
県によると、役員は1人で補助金を管理し「合宿や練習で使うテーピングテープなどの購入に充てた。今後の活動費としてもプールしていた」と説明。
記録は残っておらず、使途は確認できていない。
判明した不適切処理は計153件。他にも未確認の経理処理が約90件あり、県や県教育委員会は全容を解明し厳正に対処するとしている。
県によると、実際には支払っていない指導者への謝礼金を支払ったように装ったり、合宿参加者からバス費用や宿泊代を徴収しながら補助金から支払ったと虚偽報告をしたりしていた。
体育協会が3月に関係者から報告を受け調査したが、役員は関係者に口裏合わせを依頼して、いったん発覚を免れた。
7月に知事宛てに匿名の投書があり、県の再調査で判明した。
県によると、役員は1人で補助金を管理し「合宿や練習で使うテーピングテープなどの購入に充てた。今後の活動費としてもプールしていた」と説明。
記録は残っておらず、使途は確認できていない。
判明した不適切処理は計153件。他にも未確認の経理処理が約90件あり、県や県教育委員会は全容を解明し厳正に対処するとしている。
県によると、実際には支払っていない指導者への謝礼金を支払ったように装ったり、合宿参加者からバス費用や宿泊代を徴収しながら補助金から支払ったと虚偽報告をしたりしていた。
体育協会が3月に関係者から報告を受け調査したが、役員は関係者に口裏合わせを依頼して、いったん発覚を免れた。
7月に知事宛てに匿名の投書があり、県の再調査で判明した。