KLM機部品落下、事故調査官が機体の保全指示
関西空港を離陸したKLMオランダ航空機から部品が落下し、大阪市内を走行中の乗用車を直撃した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官は25日、オランダの空港にある機体(ボーイング777―200型)を現状のまま保全するようKLM社に指示したことを明らかにした。
同委では、オランダや、ボーイング社のある米国の各航空事故調査当局と連携して、原因をはじめ整備・点検の状況などを調べる考えという。
調査官2人は25日、関西空港内にあるKLM社の事務所などを調査。その後、日下順詞・航空事故調査官が報道陣の取材に応じた。
日下調査官は、落下した右主翼の付け根付近のパネル(縦107センチ、横110センチ、重さ4・3キロ)について、「めったに落ちる部分ではない」と述べ、異例の事故との見方を示した。
同委では、オランダや、ボーイング社のある米国の各航空事故調査当局と連携して、原因をはじめ整備・点検の状況などを調べる考えという。
調査官2人は25日、関西空港内にあるKLM社の事務所などを調査。その後、日下順詞・航空事故調査官が報道陣の取材に応じた。
日下調査官は、落下した右主翼の付け根付近のパネル(縦107センチ、横110センチ、重さ4・3キロ)について、「めったに落ちる部分ではない」と述べ、異例の事故との見方を示した。