障害者虐待29件、「財産を奪う」など多く
栃木県障害福祉課は13日、昨年度の県内における障害者虐待の件数などを発表した。
相談や通報は79件で、うち29件66人が、実際に虐待を受けたと判断された。
親などの養護者によるものが11件11人、施設職員によるものが6件40人、雇用者によるものが12件15人だった。
虐待の種類別内訳は、「身体」が7件、暴言など「心理」が7件、「ネグレクト」が4件、財産を奪うなどの「経済」が18件だった。
県や市町は、6件の指導、6件の立ち入り調査、2件の改善勧告を行った。
2012年10月に「障害者虐待防止法」が施行されて以降、県は毎年1回、施設責任者や職員らに任意で参加してもらう研修を実施。
怒りを静める「アンガーコントロール」や、虐待防止マニュアルの作成などを指導している。
今回、事件のあった施設を運営する社会福祉法人「瑞宝会」は研修への参加に消極的だったとの報告もあり、同課は研修の改善も検討する。
相談や通報は79件で、うち29件66人が、実際に虐待を受けたと判断された。
親などの養護者によるものが11件11人、施設職員によるものが6件40人、雇用者によるものが12件15人だった。
虐待の種類別内訳は、「身体」が7件、暴言など「心理」が7件、「ネグレクト」が4件、財産を奪うなどの「経済」が18件だった。
県や市町は、6件の指導、6件の立ち入り調査、2件の改善勧告を行った。
2012年10月に「障害者虐待防止法」が施行されて以降、県は毎年1回、施設責任者や職員らに任意で参加してもらう研修を実施。
怒りを静める「アンガーコントロール」や、虐待防止マニュアルの作成などを指導している。
今回、事件のあった施設を運営する社会福祉法人「瑞宝会」は研修への参加に消極的だったとの報告もあり、同課は研修の改善も検討する。