工事現場でケガとウソ 休業補償金を詐取
埼玉県の工事現場で、足場から落ちてケガをしたとウソをつき、休業補償金をだまし取ったとして、無職の男ら3人が逮捕された。
詐欺の疑いなどで逮捕されたのは、さいたま市岩槻区の無職・細井芳春容疑者ら男3人。
警察によると細井容疑者らは、去年3月、埼玉県内の工事現場で足場から落ちてケガをしたとウソをつき、休業補償金約522万円をだまし取った疑いなどがもたれている。
警察の調べに対し3人は容疑を認め、細井容疑者は「生活費が欲しかった」と供述しているという。
細井容疑者らは、他人名義の保険証を使い、他の工事現場でもケガをしたと偽って、休業補償金約3400万円をだまし取っていたとみられるという。