日本酒など対北「ぜいたく品」、EUが禁輸拡大
欧州連合(EU)が、北朝鮮に対する新たな独自制裁として、禁輸対象となっているぜいたく品の品目リストを拡大したことが分かった。
新たにビールと日本酒がリストに加わった。
金正恩朝鮮労働党委員長は、幹部らにぜいたく品をばらまくことで忠誠獲得に役立てていると指摘されており、そうした権力構造に打撃を与える狙いがある。
リストの拡大は、13日に開かれたEUの外相・国防相合同理事会で決まった。
禁輸対象の品目は、酒類や革製品、衣類や電化製品など22項目に及ぶ。
酒類ではワインやシャンパンはすでに禁輸対象に指定されていたが、ビールや日本酒は輸出入が可能だった。
日本酒は日本食ブームに伴って欧州でも人気が高まっており、日本産の酒が欧州経由で北朝鮮に持ち込まれる可能性もあった。
時計や楽器は、これまでは禁輸対象を高級製品に限っていたが、全製品に拡大した。
カーペットや食器類についても下限金額を撤廃して全面禁輸とした。
新たにビールと日本酒がリストに加わった。
金正恩朝鮮労働党委員長は、幹部らにぜいたく品をばらまくことで忠誠獲得に役立てていると指摘されており、そうした権力構造に打撃を与える狙いがある。
リストの拡大は、13日に開かれたEUの外相・国防相合同理事会で決まった。
禁輸対象の品目は、酒類や革製品、衣類や電化製品など22項目に及ぶ。
酒類ではワインやシャンパンはすでに禁輸対象に指定されていたが、ビールや日本酒は輸出入が可能だった。
日本酒は日本食ブームに伴って欧州でも人気が高まっており、日本産の酒が欧州経由で北朝鮮に持ち込まれる可能性もあった。
時計や楽器は、これまでは禁輸対象を高級製品に限っていたが、全製品に拡大した。
カーペットや食器類についても下限金額を撤廃して全面禁輸とした。