離婚率は低いが、結婚幸福度ワースト2位…新潟
夫婦円満ですか?――
いい夫婦の日(11月22日)を前に、婚活支援サービス会社「パートナーエージェント」(東京都品川区)が最新の結婚の幸福度全国ランキングを発表した。
新潟県は、全国46番目でワースト2位だった。離婚率の低さは全国的にもトップクラスだが、必ずしも結婚生活には満足できていないようだ。
同社は、各自治体の少子化対策や家庭の支援策、夫婦生活などに役立ててもらおうと、2013年11月からインターネット上で結婚幸福度の調査を始め、毎年公表している。
今年は8月までの調査で全国の約13万人を対象とし、相手の性格や価値観を理解する「観察力」、感謝の言葉を使ってうまく仲直りする「ケンカ力」など六つのカテゴリーから80題の質問を用意し、1000点満点で数値化し幸福度を示した。
新潟県の結婚幸福度は580・4点で、最下位の鳥取県(568・9点)に次ぐ低さだった。男女別ではともに43番目で、男性588・4点、女性577・3点だった。
同社が分析したところ、共通の趣味を二つ以上持っている夫婦が全国と比べて多いが、互いのコミュニケーションが少ないと感じていることが、幸福度を下げる大きな要因となった。
厚生労働省の2016年人口動態調査では、新潟県の人口1000人あたりの離婚率は、1・31件で全国都道府県で2番目の低さとなっている。
だが、同社の調査結果では、離婚率の低い新潟、秋田などの地域では結婚幸福度が下がる傾向にある。
同社の担当者は、「新潟県では我慢して結婚生活を維持しているために、満足度が下がっている可能性がある。お互いの幸福のためにも、生活の改善に向けた努力へつなげてほしい」と話している。
いい夫婦の日(11月22日)を前に、婚活支援サービス会社「パートナーエージェント」(東京都品川区)が最新の結婚の幸福度全国ランキングを発表した。
新潟県は、全国46番目でワースト2位だった。離婚率の低さは全国的にもトップクラスだが、必ずしも結婚生活には満足できていないようだ。
同社は、各自治体の少子化対策や家庭の支援策、夫婦生活などに役立ててもらおうと、2013年11月からインターネット上で結婚幸福度の調査を始め、毎年公表している。
今年は8月までの調査で全国の約13万人を対象とし、相手の性格や価値観を理解する「観察力」、感謝の言葉を使ってうまく仲直りする「ケンカ力」など六つのカテゴリーから80題の質問を用意し、1000点満点で数値化し幸福度を示した。
新潟県の結婚幸福度は580・4点で、最下位の鳥取県(568・9点)に次ぐ低さだった。男女別ではともに43番目で、男性588・4点、女性577・3点だった。
同社が分析したところ、共通の趣味を二つ以上持っている夫婦が全国と比べて多いが、互いのコミュニケーションが少ないと感じていることが、幸福度を下げる大きな要因となった。
厚生労働省の2016年人口動態調査では、新潟県の人口1000人あたりの離婚率は、1・31件で全国都道府県で2番目の低さとなっている。
だが、同社の調査結果では、離婚率の低い新潟、秋田などの地域では結婚幸福度が下がる傾向にある。
同社の担当者は、「新潟県では我慢して結婚生活を維持しているために、満足度が下がっている可能性がある。お互いの幸福のためにも、生活の改善に向けた努力へつなげてほしい」と話している。