麻原死刑囚の四女「縁切りたい」 両親を相続人から除外
オウム真理教の元代表麻原彰晃死刑囚(62)=本名・松本智津夫=の四女(28)が二十一日、東京都内で記者会見し、自分が死亡した場合、麻原死刑囚と元教団幹部の母親(59)に遺産を相続させないようにする「推定相続人廃除」の申し立てを、横浜家裁が認めたと明らかにした。
四女は「両親との縁を切ろうと申し立てた。私は教団と離れて暮らし、家族や元信者と連絡を取っていない」と話した。
家裁の審判は、四女が二人から暴力などの虐待を受けたと認定。
二人の逮捕後、四女が就学拒否やいじめにあったことを考慮し「安定した環境で生活し、十分な教育を受けることができなかったという重大な不利益を被り、現在もその影響が継続している」とした。
記者会見で四女は「父をお父さんと呼んだことはなく『尊師』だった」と振り返り「戸籍には、まだ親の記載がある。著しく問題のある親とは縁を切る制度が欲しい」と述べた。
代理人の滝本太郎弁護士によると、申し立てに二人からの反論はなかった。
麻原死刑囚は東京拘置所での審問に出頭しなかった。
四女は「両親との縁を切ろうと申し立てた。私は教団と離れて暮らし、家族や元信者と連絡を取っていない」と話した。
家裁の審判は、四女が二人から暴力などの虐待を受けたと認定。
二人の逮捕後、四女が就学拒否やいじめにあったことを考慮し「安定した環境で生活し、十分な教育を受けることができなかったという重大な不利益を被り、現在もその影響が継続している」とした。
記者会見で四女は「父をお父さんと呼んだことはなく『尊師』だった」と振り返り「戸籍には、まだ親の記載がある。著しく問題のある親とは縁を切る制度が欲しい」と述べた。
代理人の滝本太郎弁護士によると、申し立てに二人からの反論はなかった。
麻原死刑囚は東京拘置所での審問に出頭しなかった。