２３日午後０時４５分ごろ、島根県浜田市金城町七条の障害者支援施設「桑の木園」であったイベントの会場で、暴走した馬１頭が観客に突っ込み、乳児１人を含む１０人が打撲や切り傷のケガをした。
浜田署が状況を調べるとともに関係者から話を聞いている。

浜田署や桑の木園によると、イベントは収穫祭で、乗馬体験を実施。暴走した馬は休憩中で、ロープ状のもので木につながれていたが、枝が折れ、約１００メートル離れた催し物ステージ前に走り込んだ。
馬を避けようと転倒するなどし、けがをしたとみられる。出店もあり、約１０００人が来場していたという。

馬は９歳の雌で体高は約１４５センチ、体重約３８０キロ。
桑の木園を運営する「いわみ福祉会」が同じく運営する乗馬施設から連れてきていた。

いわみ福祉会は「大変お騒がせして申し訳ない。誠心誠意対応していきたい」としている。