エンゼルスの入団記者会見で、笑顔を見せる大谷翔平投手＝９日、米カリフォルニア州アナハイム

プロ野球の日本ハムから米大リーグのエンゼルスに移籍が決まった大谷翔平投手（２３）が９日、米カリフォルニア州アナハイムにある本拠地球場のエンゼルスタジアムで入団記者会見に臨んだ。
英語で自分の名前を紹介した後、「エンゼルスの一員としてファンの皆さんとともに優勝を目指して頑張りたい」と述べた。

会見は球場前のスペースで公開で行われ、約２５０人の報道陣と１０００人を超えるファンが集まった。
スーツ姿の大谷はチームカラーの赤のネクタイを締めて登場し、大歓声を浴びた。
モレノ・オーナーから渡された背番号１７のユニホームに袖を通して笑顔も。
エプラー・ゼネラルマネジャー、ソーシア監督らも壇上で歓迎の意を示した。

大谷は日本ハムで５年間プレーし、今オフにポスティングシステムを利用した米大リーグ挑戦を表明。
岩手・花巻東高時代から憧れていたメジャーの舞台で、投手と野手の「二刀流」実現に挑むことについては、「ファンや球団の方々とつくっていくものだと思う。応援で成長させてほしいし、僕もそれに応えて頑張っていきたい」と意欲を語った。