組み体操の練習で後遺症 世田谷区と和解
東京・世田谷区の小学校で組み体操の練習中に頭などを打ち、後遺症が残ったとして、男子児童と両親が世田谷区などに2000万円あまりの損害賠償を求めた裁判で、11日、和解が成立した。
この裁判は、2014年、世田谷区立の小学校で当時、6年生だった男子児童が、組み体操の練習で倒立を行った際、転倒して頭などを打ち付け、後遺症が残ったとして、世田谷区などに対し2000万円あまりの賠償を求めていたもの。
11日、東京地裁で、世田谷区が事故に対して遺憾の意を表明した上で、賠償金として1000万円を支払うことなどを条件に、和解が成立した。
和解成立後、生徒の両親が会見を開き、母親は「組み体操には反対ではないが、安全に配慮してやってほしい」と話した。
一方、世田谷区は、「学校事故の未然防止及び再発防止策に教育委員会と共に取り組んでいく」とコメントしている。
この裁判は、2014年、世田谷区立の小学校で当時、6年生だった男子児童が、組み体操の練習で倒立を行った際、転倒して頭などを打ち付け、後遺症が残ったとして、世田谷区などに対し2000万円あまりの賠償を求めていたもの。
11日、東京地裁で、世田谷区が事故に対して遺憾の意を表明した上で、賠償金として1000万円を支払うことなどを条件に、和解が成立した。
和解成立後、生徒の両親が会見を開き、母親は「組み体操には反対ではないが、安全に配慮してやってほしい」と話した。
一方、世田谷区は、「学校事故の未然防止及び再発防止策に教育委員会と共に取り組んでいく」とコメントしている。