旧日本軍の砲弾見つかる…解体中の住宅床下
福岡市で住宅の解体工事中に、旧日本軍の砲弾が見つかり、周辺を一時立ち入り規制して回収作業が行われた。
警察によると、13日午後3時ごろ、福岡市南区若久で、住宅を解体していた業者が床下の地中から不発弾のようなものを発見した。
14日朝になって通報を受けた警察が、午前9時ごろから周辺200メートルの立ち入りを規制し、処理にあたった。
自衛隊によると、見つかったのは旧日本軍の砲弾で、長さは18.5センチ、直径は5センチから7センチあった。
発射された形跡がなく、爆発の危険性はなかった。無事回収され、今後、自衛隊が処理する。
現場近くには小学校があり、窓を閉めてカーテンを下ろすなど対応に追われていた。規制は正午すぎに解除されている。