成田と羽田1万人超が一夜、機内で缶詰で体調不良も
積雪の影響で滑走路が一時閉鎖され22日に欠航が相次いだ成田空港では、利用客ら9000人以上が一夜を過ごした。
羽田空港でも台北に向かう中華航空221便が定刻から丸1日遅れの出発予定となるなど、23日にかけて遅延も多数発生。
国際線旅客ターミナルでは通常の4倍ほどの約2800人が夜を明かした。
221便に乗り合わせた共同通信記者によると、乗客は22日午後2時ごろ搭乗し、深夜まで機内に缶詰め状態になった。
機内での食事は約8時間がたってもパンが配られた程度で、体調不良とみられる乗客もいた。
中華航空によると、離陸前に翼に積もった雪を取り除く作業に時間がかかり、多くの航空機が順番待ちに。夜遅くになって乗客を降機させた。
東京国際空港ターミナル(TIAT)によると、3時間以上遅れた便も複数あったが大きな混乱はなく、TIATは毛布を貸し出すなど対応に当たった。
成田空港では23日午前、疲れた表情で出発便を待つ姿が、あちこちで見られた。
ターミナル内では、利用客が成田国際空港会社の社員らが配った寝袋に入ったり、ソファや床で横になったりしていた。
国際線出発ロビーは朝から出国を待つ旅行者で混雑した。
羽田空港でも台北に向かう中華航空221便が定刻から丸1日遅れの出発予定となるなど、23日にかけて遅延も多数発生。
国際線旅客ターミナルでは通常の4倍ほどの約2800人が夜を明かした。
221便に乗り合わせた共同通信記者によると、乗客は22日午後2時ごろ搭乗し、深夜まで機内に缶詰め状態になった。
機内での食事は約8時間がたってもパンが配られた程度で、体調不良とみられる乗客もいた。
中華航空によると、離陸前に翼に積もった雪を取り除く作業に時間がかかり、多くの航空機が順番待ちに。夜遅くになって乗客を降機させた。
東京国際空港ターミナル(TIAT)によると、3時間以上遅れた便も複数あったが大きな混乱はなく、TIATは毛布を貸し出すなど対応に当たった。
成田空港では23日午前、疲れた表情で出発便を待つ姿が、あちこちで見られた。
ターミナル内では、利用客が成田国際空港会社の社員らが配った寝袋に入ったり、ソファや床で横になったりしていた。
国際線出発ロビーは朝から出国を待つ旅行者で混雑した。