子ども10億人が暴力被害に WHO、取り組み強化求める
世界保健機関(WHO)は9日、世界で2〜17歳の子どもの2人に1人に当たる約10億人が暴力や虐待の被害に遭っていると推定されると発表した。
WHOは「看過できない状況だ」と指摘、子どもへの暴力をなくすための法整備や親への支援など7項目からなる対策の指針を公表し、各国に取り組み強化を求めた。
WHOによると、犯罪や紛争などによる暴力は10〜19歳の少年の死因の2番目を占める。
子どもの5人に1人以上が身体的虐待、3人に1人以上が精神的虐待を経験しているという。
性的虐待は、少女の約18%、少年の約8%が被害に遭ったことがあるとみられるとした。
WHOは「看過できない状況だ」と指摘、子どもへの暴力をなくすための法整備や親への支援など7項目からなる対策の指針を公表し、各国に取り組み強化を求めた。
WHOによると、犯罪や紛争などによる暴力は10〜19歳の少年の死因の2番目を占める。
子どもの5人に1人以上が身体的虐待、3人に1人以上が精神的虐待を経験しているという。
性的虐待は、少女の約18%、少年の約8%が被害に遭ったことがあるとみられるとした。