急死の沼津市長「体調悪そうには見えなかった」
静岡県沼津市長の大沼明穂氏が21日、小脳出血のため急死した。58歳だった。
同日朝、市職員が自宅で倒れているのを発見したという。葬儀は未定。
大沼氏は同市出身。IT会社社長を経て、2016年10月の市長選で、3選を目指していた現職を大差で破り、初当選。
17年1月に、小脳出血のため約2週間入院したが、公務に復帰していた。
市の説明によると、21日午前8時50分頃、市職員が公務があるため迎えにいったところ倒れているのが見つかった。
心肺停止の状態で搬送され、市立病院で死亡が確認された。
同5時半頃、市職員がメッセージを送信したところ、既読になったという。大沼氏は1人で暮らしていた。
19日の市議会定例会では、懸案のJR沼津駅付近の鉄道高架事業に関する、土地収用に絡む土地調査費を盛り込んだ新年度予算案が可決されたばかりだった。
記者会見した後藤克裕企画部長は「大沼市長は『ハードな議会だった』と話していたが、安堵感があったようだった。体調が悪そうには見えなかった」と話した。
市議会の頼重秀一議長は、「沼津の未来を考えた大きな政治決断によって、停滞していた鉄道高架事業が大きく動き出した。たいへんなご苦労があったと思う」と語り、「次の市長が誰になるかで今後の事業の方向性がどうなるか、心配がある」とした。
大沼氏の死去に伴い、新屋千樹副市長が職務代理者に就く。
公職選挙法では、職務代理者が5日以内に選挙管理委員会に通知し、通知から50日以内に選挙を行うよう定められている。
同日朝、市職員が自宅で倒れているのを発見したという。葬儀は未定。
大沼氏は同市出身。IT会社社長を経て、2016年10月の市長選で、3選を目指していた現職を大差で破り、初当選。
17年1月に、小脳出血のため約2週間入院したが、公務に復帰していた。
市の説明によると、21日午前8時50分頃、市職員が公務があるため迎えにいったところ倒れているのが見つかった。
心肺停止の状態で搬送され、市立病院で死亡が確認された。
同5時半頃、市職員がメッセージを送信したところ、既読になったという。大沼氏は1人で暮らしていた。
19日の市議会定例会では、懸案のJR沼津駅付近の鉄道高架事業に関する、土地収用に絡む土地調査費を盛り込んだ新年度予算案が可決されたばかりだった。
記者会見した後藤克裕企画部長は「大沼市長は『ハードな議会だった』と話していたが、安堵感があったようだった。体調が悪そうには見えなかった」と話した。
市議会の頼重秀一議長は、「沼津の未来を考えた大きな政治決断によって、停滞していた鉄道高架事業が大きく動き出した。たいへんなご苦労があったと思う」と語り、「次の市長が誰になるかで今後の事業の方向性がどうなるか、心配がある」とした。
大沼氏の死去に伴い、新屋千樹副市長が職務代理者に就く。
公職選挙法では、職務代理者が5日以内に選挙管理委員会に通知し、通知から50日以内に選挙を行うよう定められている。