日本産水産物の偽装急増 韓国、汚染水漏れの影響か
2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、韓国で今年9月までに、日本産水産物の産地偽装や産地非表示の違反摘発が計201件に上ったことが分かった。
9月までに49件と、昨年の2倍を超えた。汚染水漏れの影響とみられる。
韓国の最大野党、民主党議員が11日、政府資料を基に明らかにした。
日本産を韓国産やロシア産などと偽装した違反が83件で、産地非表示は118件だった。
11年に129件だった件数は、12年には23件へと急減したが、今年は再び増加に転じた。
業種別では刺し身店が93件と最も多く、市場、スーパーと続いた。
韓国が福島県など8県の水産物輸入禁止措置を取った背景には、風評被害が自国産水産物にまで拡大することへの懸念があるが、同議員は「産地偽装は韓国の水産物に対する信頼も低下させる」と指摘している。
9月までに49件と、昨年の2倍を超えた。汚染水漏れの影響とみられる。
韓国の最大野党、民主党議員が11日、政府資料を基に明らかにした。
日本産を韓国産やロシア産などと偽装した違反が83件で、産地非表示は118件だった。
11年に129件だった件数は、12年には23件へと急減したが、今年は再び増加に転じた。
業種別では刺し身店が93件と最も多く、市場、スーパーと続いた。
韓国が福島県など8県の水産物輸入禁止措置を取った背景には、風評被害が自国産水産物にまで拡大することへの懸念があるが、同議員は「産地偽装は韓国の水産物に対する信頼も低下させる」と指摘している。