犬のけんかで飼い主が殴り合い 秋田犬保存会九州代表を逮捕
福岡県須恵町の路上で、散歩中の犬のけんかをきっかけに飼い主同士が殴り合いになり、粕屋署は傷害の疑いで秋田犬を連れていた男を現行犯逮捕した。
男は秋田犬保存会(秋田県大館市)の九州総支部長だったが、事件を受けて解任された。同会は20日「全国の会員へモラルの徹底を図る」とのコメントを出した。
逮捕されたのは須恵町の無職野田数基容疑者(81)。
逮捕容疑は19日午前6時10分ごろ、近くの男性会社員(43)の顔を十数回殴り、前歯1本を折るなどのけがを負わせた疑い。
容疑を認め「相手が先に殴ってきたので顔を10発ぐらい殴った」と供述した。