フジ否定、木村花さんに男性出演者へのビンタ指示
フジテレビ遠藤龍之介社長が3日、都内で3カ月ぶりに定例会見を行った。
恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー木村花さん(22)がネット上で誹謗中傷を多数受けた後に死去した問題について、「あらためて、木村花さんのご逝去に哀悼の意を表したい」とした。
大多亮常務は、5月末から行っている検証について、「作業中」としながらも、「制作過程での問題はなかったか」「出演者の意志に反して行動、言動を強要することはなかったか」「心のケア」の3つのポイントを中心に検証しているとした。
木村さんが男性出演者をビンタし、SNS炎上のきっかけになったとされる“コスチューム事件”について「一部報道にあるような、スタッフが『ビンタをしろ』と指示したという事実は出てきておりません」。
また「スタッフと出演者は多くの会話をし、相談しながらやっているが、感情表現をねじ曲げるような指示はしていない」と説明した。