“あいりん地区”路上で医薬品販売の露店摘発 54歳男を逮捕「小遣い欲しさから販売」大阪・西成区
大阪市西成区の路上で、許可を得ずに医薬品を販売していたとして、54歳の男が17日逮捕されました。
薬機法違反の疑いで現行犯逮捕された無職の石川弘二容疑者(54)は、午前5時ごろ、大阪市西成区の「あいりん地区」の路上で、処方箋が必要な睡眠導入剤20錠を販売目的で並べていた疑いが持たれています。
石川容疑者は調べに対し、「小遣い欲しさからこれまで20回くらい販売して、約20万円の売り上げがあった」などと、容疑を認めているということです。
警察は他にも、現場で精神安定剤など約700錠を押収していて、薬の入手経路などを調べる方針です。
あいりん地区周辺の違法な露店は、警察の摘発などにより減少傾向にありますが、今でも、週末の未明から明け方にかけて、平均10店ほどが店を出しているということで、警察は取り締まりを強めています。