長男の秘書官起用、岸田首相「適材適所の観点で判断した」…立民は「理解できない」
立憲民主党の西村智奈美代表代行は5日の衆院本会議で、岸田首相が公設秘書の長男・翔太郎氏(31)を政務担当の首相秘書官に起用した人事について「肉親の登用は周辺の士気低下につながりかねず、首相に直言しにくいことを聞く役割がご子息では果たしにくい」と批判した。
西村氏は「公私混同の批判も招きかねない」とも指摘し、「(内閣)支持率低下の最中の人事として理解できない」と皮肉った。
岸田首相は「政権発足から1年という節目を捉え、適材適所の観点から総合的に判断した」と説明した。