「ゴミ拾い褒められて喜ぶ奴隷根性」 W杯日本代表&サポの清掃、大王製紙元会長がブチギレ批判「気持ち悪い」
大王製紙元会長の井川意高氏が、サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表チームが更衣室を清掃したことや、日本サポーターがゴミ拾いをしたことをめぐり、怒りを爆発させている。
「こういうの気持ち悪いからやめて欲しい」「ゴミ拾い褒められて喜ぶ奴隷根性」など厳しい見解を示した。
井川氏は大王製紙創業者・井川伊勢吉の孫で、同社の会長だった実業家だ。
2011年に発覚したカジノ資金のための巨額借り入れ事件で、13年6月に懲役4年の実刑判決が確定。22年6月には当時を振り返った書籍を発刊し、メディアのインタビューにも応じている。
井川氏は24日、自身のツイッターに「こういうの気持ち悪いからやめて欲しい ただの自己満足 掃除人の仕事を奪ってる」とツイート。
ドイツに2-1と逆転勝利した日本代表が、更衣室を綺麗に片付け「ありがとう!! JAPAN」と書いた紙や折り鶴を置いて感謝を表したことを国際サッカー連盟(FIFA)がツイッターで紹介したことに対し、苦言を呈した。
FIFAが公開したスタジアムでゴミ拾いをする日本人サポーターの動画も引用し、「これもな 他人の職を奪うな」とした。
井川氏は、ゴミ拾いを褒められて喜ぶマインドを批判している。
「まあ端的にいってサッカー場のゴミ拾いしたことを褒めてもらって喜ぶくらいしか 日本人の自尊心を満たせることがないくらい誇れるもののない貧しい国になったということだ 赤ちゃんが泣いたら文句つけるような国民の美徳? 笑わせるな」
「なんども繰り返すが サッカー場のゴミ拾いを褒められて有頂天になる日本人が悲しい そんなちっぽけな自尊心が満たされてうれしいか? オレには世界からの誉め殺しとしか思えない」
井川氏は「そもそも海外で評価されてるということを喜ぶ奴隷根性が嫌いだわ」として、「基本的に外国人が他国人を褒めるのは本心ではない 内心揶揄しながら相手が舞い上がれば得すると思って褒めてるんだよ」と持論を展開している。
これ以外にも「とにかくオレが嫌いで気持ち悪いのは対象が何であれ 無批判に称賛崇拝すること バカの証明」「日本人の劣化が口惜しいんです ゴミ拾い褒められて喜ぶ奴隷根性に 大和民族が成り果てたことに憤ってるのです」と繰り返し厳しい姿勢を示した。
一方で試合結果については「ドイツに勝ったことはむちゃくちゃ喜んでますよ〜」と歓喜している。