蓮舫氏が戸籍を公表 国籍疑惑を解消「私で最後にしてほしい」
民進党の蓮舫代表は18日、台湾との「二重国籍」を解消したことを裏付ける戸籍謄本などの関連資料を公表した。
党本部で会見し、昨年まで台湾籍が残っていたことについて「17歳の時に父親が台湾籍離脱の手続きをしてくれたと理解したままだった」と釈明。
「手続きを怠っていたのは事実。申し訳ない」と謝罪の言葉を重ねた。
戸籍謄本は氏名や出生日、国籍選択の宣言日以外の部分は、双子の男女に関係する情報が含まれており公開していない。
異例の戸籍公表に踏み切った背景には、二転三転した説明への疑念を晴らし、代表続投の足場を固める狙いがある。
ただ、戸籍開示が人権侵害や差別を助長するとの懸念があり、「前例とすることは断じて認めることはできない。こういった開示は私で最後にしてほしい」と強調した。