街頭演説する自民党の茂木敏充幹事長（2022年6月）

自民党の茂木敏充幹事長は28日夜のBSフジ番組で、野党が主張する消費税の減税について「社会保障の重要な財源だ。11兆円の穴があく。

消費税を下げると言った方が聞こえはいいが、責任政党としてできない」と語った。
時限的に税率10％から5％への引き下げを参院選公約としている立憲民主党などの主張が念頭にあるとみられる。

減税すれば年金支給額を3割減らす考えか問われ「そうではない。財源の話だ」と説明した。

ただ茂木氏は26日のNHK番組で「野党が言うように下げると年金財源を3割カットしなければならない」と発言。27日の水戸市の街頭演説では「年金を3割削らないといけない」と述べていた。