「韓国人になりたい」若い日本女性が急増? 「ネオ韓流ブーム」の大波が...
韓国人になりたいと思っている日本女性が急増している――こんな話を聞き「んなバカな!」「韓国のステマかよ!」と思った人はオジサンなのだそうだ。
インスタグラムの「#韓国人になりたい」では7000件以上がヒットし、「#韓国好きな人と繋がりたい」は36万件以上だ。
約15年前の韓流ドラマ「冬のソナタ」の「ヨン様」から数え、第3次韓流ブームが来ているのではないか、とされ、それを支えているのは10代の女子中高生。どうして彼女たちは「韓国人になりたい」のか。
2017年末のNHK「紅白歌合戦」には韓国から実に6年ぶりとなるガールズグループ「TWICE」が出場する。
日本デビューは17年6月で、ベストアルバム、デビューシングル共に同ランキング1位を獲得しいずれもプラチナ認定を受ける大ヒットを飛ばした。
どれくらい韓国ファッションは日本の若い女性に人気なのか。
トレンドマーケティングの「FRIL lab」が17年6月に調査したものがあり、「ファッションの参考にしている国はどこですか」と「FRIL」の女性ユーザー約1700人に質問したところ、10代の47.9%、20代の27.5%が韓国で、いずれもトップだった。
韓国発のカメラアプリを使用する若い女性が増えている。
顔の一部を動物のように変えられる「SNOW」、韓国の美少女風に写る「オルチャンメイク」といったものが使用されているのだ。
つまり、彼女たちは韓国人と結婚して韓国籍になりたい、というのではなく、韓国のかわいいファッションや文化に憧れている、ということのようなのだ。
韓国といえば従軍慰安婦問題や、竹島問題など政治的な対立が続いている。
ところが若い女性はそうしたことへの関心は低く、SNSを通じて自分好みのファッションを探している。
それが今回はたまたま韓国であり、新たな韓流ブームを起こしているようだ。