風俗業従事者にも支援金支給へ「政府として見直し」
新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校で仕事を休まざるを得なくなったフリーランスの保護者に対する支援金支給対象から風俗業が除外されていることについて、菅義偉官房長官は6日、衆院決算行政監視委員会で「政府として要領を見直したい」と述べ、対象に含めるよう検討する考えを示した。無所属の寺田学氏への答弁。
支援金はフリーランスに日額4100円を支給。厚生労働省は、風俗業を除外する理由について「違法な店が多いことや暴力団とのつながりが問題となったことから、一般的な雇用助成金から除外しており、フリーランスの支援金も同じ要件にした」としていた。
一方、性風俗従事者らの支援団体が2日に要件見直しを求める要望書を提出。加藤勝信厚労相は3日の記者会見で「取り扱いを変える考えはない」と述べた。
だが「職業差別だ」などの意見や、見直しを求める署名活動が実施されていた。
寺田氏は委員会で「いろんな事情で働いており声を上げられる人は少ない。シングルマザーも多い」と指摘した。
支援金はフリーランスに日額4100円を支給。厚生労働省は、風俗業を除外する理由について「違法な店が多いことや暴力団とのつながりが問題となったことから、一般的な雇用助成金から除外しており、フリーランスの支援金も同じ要件にした」としていた。
一方、性風俗従事者らの支援団体が2日に要件見直しを求める要望書を提出。加藤勝信厚労相は3日の記者会見で「取り扱いを変える考えはない」と述べた。
だが「職業差別だ」などの意見や、見直しを求める署名活動が実施されていた。
寺田氏は委員会で「いろんな事情で働いており声を上げられる人は少ない。シングルマザーも多い」と指摘した。