先週、東京・歌舞伎町の暴力団事務所で暴力団幹部の男性が殴られ大けがをする事件があり、警視庁は出頭してきた同じ組幹部の男を逮捕しました。

男性はいまも意識不明の重体です。

警視庁によりますと、指定暴力団・極東会系幹部の渡辺幸一郎容疑者は7日水曜日、新宿区歌舞伎町の暴力団事務所で、同じ組幹部の男性の頭や顔などを複数回殴るなどし、顔面骨折などのケガをさせた疑いがもたれています。男性は意識不明の重体です。

渡辺容疑者は10日土曜日に新宿署に出頭して逮捕され、「酔っていた。私がしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

当時、事務所には渡辺容疑者と男性が2人でいたとみられ、警視庁は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べています。