熱帯雨林保全で基金設立 日本含む50カ国超支持―COP30
ブラジルのベレンで開かれる国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に先立ち、熱帯雨林の保全を目指す国際基金が6日、議長国ブラジルの主導で立ち上げられた。日本を含む50カ国超が支持を表明し、ノルウェーやインドネシア、フランスが資金拠出を決めた。
基金は、各国政府や民間企業から募った資金を運用。熱帯雨林を持つ国に保全状況に応じて配分することで、保護活動を促す。ブラジルのルラ大統領が9月に10億ドル(約1500億円)の拠出を発表し、各国に投資を呼び掛けていた。
