三崎優太氏（2023年7月撮影）

「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏（35）が9日までに、X（旧ツイッター）を更新。日本の夏休みの現状についてつづった。

三崎氏は「物価高や国民負担が増えた影響で、夏休みに子供を旅行に連れて行くことができない。そんな家庭が増えている。苦肉の策で『近くの公園で遊ばせるしかない』、これが今の日本の夏休みです。こんな悲しいことある？海外に金をばら撒いてる場合じゃない、こういう人達を救えよ」とした。

円安でインバウンド（訪日客）は増加しているが、国内では夏休みも旅行も買い物も控え、財布のヒモを締めて我慢を強いられる家庭が多い。実際に小中学生のいる困窮世帯の計60％が、子どもの夏休みは「なくて良い」「今より短い方が良い」と考えていることが、貧困問題に取り組むNPO団体のアンケートで明らかになっている。

理由は「子どもが家にいると生活費がかかる」が最も多かった。物価高が続く中、夏休みは学校の給食がないため、家で食事を用意する必要があり、光熱費もかかることが背景にある。