『南くんの恋人』男女逆転設定でまさかのドラマ化 飯沼愛&八木勇征が“ちよみ”&“南くん”役に
テレビ朝日は、連続ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜 後9:00)を7月に放送することを23日、発表した。
何度も映像化されてきた名作『南くんの恋人』が、男女逆転バージョンとして、飯沼愛、FANTASTICSの八木勇征のコンビで令和初の映像化を果たす。
1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』は、これまで4度もドラマ化され、テレビ朝日では1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也、と2度にわたって制作された。
そんな名作『南くんの恋人』だが、令和初の映像化作品はまさかの男女逆転バージョン。
これまでの作品で15cmの手のひらサイズになってきたのは恋人“ちよみ”だったが、今作『南くんが恋人!?』では“南くん”が手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。
そして今作の脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋&武田版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和氏。30年越しに新しくなった『南くんが恋人!?』で筆を執り、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーをつむぐ。
今作で主人公・堀切ちよみを演じるのは、飯沼。女優発掘・育成オーディション『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』で約9000人の中から1位に選ばれると、『この初恋はフィクションです』の主演でデビュー。『VIVANT』や『マイ・セカンド・アオハル』(いずれもTBS)といった話題作への出演で話題を集めた。
飯沼は、今作でGP帯ドラマ&テレビ朝日ドラマ初主演。数々の名優たちが演じてきた作品の主人公を務めることになり「うれしさと驚きがあった」と話す。
そんなちよみの恋人で、突然15cmの手のひらサイズになってしまう“南くん”こと、南浩之を演じるのは、FANTASTICSの八木勇征。小さい体でちよみとともに暮らし始める南くんを演じることとなり八木は「見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたい」とし、「小さくなる前と、小さくなってしまってからのギャップも大切に演じたい」と力を込めた。