“大人の学力”も日本は世界トップレベル 「読解力」「数的思考力」「問題解決能力」の3分野 OECD国際成人力調査=PIAAC
11年ぶりにW大人の学力Wを問う国際調査が行われ、日本は引き続き、世界トップレベルであることが分かりました。
調査は、「PIAAC=国際成人力調査」と呼ばれるもので、2022年、欧米先進国を中心としたOECD=経済協力開発機構31カ国・地域の16歳から65歳までの16万人が参加して11年ぶりに行われました。
日本では無作為に抽出したおよそ5200人の自宅などを調査員が訪問。2時間ほどかけてタブレットで回答してもらいました。
調査は、前回と同じ「読解力」と「数的思考力」に、今回は「状況の変化に応じた問題解決能力」を加えた3分野で行われました。
「問題解決能力」をはかる問題とは、例えば、「複数の人物のスケジュールを当日の予定や会場の都合の変化に応じて適切に調整する」といった内容です。