万博会場で現金は一切使えず、大型荷物も持ち込めず…入場ゲートでの荷物預かりは1個1万円
大阪・関西万博の開会式が12日、大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)の会場で開かれ、国内外の要人ら約1300人が出席した。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、日本と海外の158か国・地域、7国際機関が参加する。13日に開幕し、10月13日まで184日間にわたる祭典が始まる。
大阪・関西万博の会場内では、現金が一切使えないため注意が必要だ。支払いは、スマートフォンのアプリやクレジットカードなどによるキャッシュレス決済のみとなる。
日本国際博覧会協会は、交通機関や会場の混雑を防ぐため、キャリーケースなどの大型荷物は持参しないよう呼びかけている。会場内には持ち込めず、東西の入場ゲートで1個1万円で預かってもらえるが、計200個に限られる。コインロッカーは小さなサイズのみで、東西ゲートに計約700個分がある。
入場前には手荷物検査があり、缶や瓶の飲料、カメラの三脚や自撮り棒、自転車、ドローンなどの持ち込みは禁止されている。食べ物やペットボトルは認められている。酒類は持ち込み不可だが、会場内の飲食店で購入できる。コンビニや自動販売機もある。ペットの同伴は介助犬などを除き、認められていない。会場内は禁煙で、喫煙所は東ゲートの外に2か所ある。