部活動中に“落雷”で意識不明の中学生2人のうち1人意識が戻る もう1人はいまも意識不明
10日の奈良市での落雷により、意識不明だった2人の中学生のうち、1人が意識を取り戻したことがわかりました。もう1人は今も意識不明のままだということです。
10日夕方、奈良市の「帝塚山中学校・高校グラウンド」で、落雷により、サッカー部の中学3年の男子生徒1人が心肺停止、2人が呼びかけにはっきり応答がない状態で病院に搬送されていました。
搬送された病院によりますと、11日夕方の時点では、2人が意識不明の重体で、もう1人については回復し、命に別条がない状態でした。
その後、意識不明の状態だった男子生徒2人のうち、1人の意識を取り戻したことがわかりました。ただ、今も予断を許さない状況が続いているということです。また、11日時点で回復していた男子生徒1人は、身体が動けるような状態になったということです。