東京・歌舞伎町の路上で外国人観光客らを狙い、売春目的の客待ち、いわゆる「立ちんぼ」行為をしたとして、女4人が警視庁に逮捕されました。

捜査員
「15時49分、売春防止法、通常逮捕します」

売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、青柳美結容疑者（20）ら4人で、新宿・歌舞伎町の大久保公園近くで、売春を目的とする客待ち、いわゆる“立ちんぼ”行為をした疑いがもたれています。

警視庁によりますと、4人は私服捜査員による取り締まりを逃れるため、外国人観光客を狙い、青柳容疑者は2年間でおよそ1億1000万円を稼いでいたということです。

逮捕された4人のうちの1人、内山夢叶容疑者（24）。逮捕直前の様子をJNNのカメラが捉えていました。

男性から受け取った現金をカバンに入れると、2人で夜の街に消えていきました。

外国人観光客らからは「女性にお金を渡したが、性行為ができなかった」などという通報が、およそ9か月で11件寄せられたということです。

警視庁は、内山容疑者らが外国人観光客を狙って金をだまし取る悪質なグループとみて、捜査を進めています。