東京で木枯らし1号、都心で最大瞬間風速17.7メートル 昨年より4日早く冬の足音 横浜、千葉でも強風
気象庁は3日、東京地方に「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より4日早い。都心(千代田区)では午後1時半すぎに最大瞬間風速17.7メートルの北西風を観測した。
木枯らし1号は、10月半ばから11月末の間に吹く最初の北寄りの季節風。3日は西高東低の冬型の気圧配置となり、東京で平均風速8メートル以上、北ないし西北西の風という目安に達した。冬の足音を感じさせる冷たい風に、街ではマフラーやコートで身を包んで歩く人も目立った。
千葉市では最大瞬間風速18メートル、横浜市でも同16メートルの強風を観測した。近畿地方でも同日、昨年より4日早く木枯らし1号が吹いた。
