中国大使館、最新空母「日米両軍が撃沈できる」との声に反発も…ツッコミ殺到「自衛隊関係者?」
中国駐日本国大使館のXが3日までに更新され、先月就役した最新空母「福建」について、日本の自衛隊関係者が「日米両軍が撃沈できる」と発言したとして、国防部報道官が反論したと伝えた。ただコメント欄では、自衛隊関係者による当該発言が確認されていないとして、内容の真偽を疑問視する声が多数寄せられている。
中国大使館は投稿で「空母『福建』が台湾海峡で軍事行動を取れば日米両軍が撃沈できるとの日本自衛隊関係者の発言について、国防部報道官は『愚か者が夢を語るような、身の程知らないことだ』と応じた」と、報道官の会見動画とともに伝えた。
この投稿は表示回数16万回を超え、1000以上のコメントがつく反響に。ただ、自衛隊関係者による当該発言を報じた大手日本メディアなどは確認されておらず、コメント欄には「本当に自衛隊関係者がそんな発言をしたんでしょうか?」「情報ソースを示してください」など真偽を問う声や、「えっ?軍事行動とるの?」など、台湾海峡での軍事行動を前提とする内容への批判が相次いでいる。
中国海軍の新型空母「福建」は、中国3隻目の空母で、先月5日に就役した。艦載機を短時間で発進させる電磁式カタパルトを中国空母で初めて採用。ステルス戦闘機「殲35」や早期警戒機「空警600」などを搭載している。
