群馬県高崎市の高齢者施設で、90代の女性の髪をつかんで投げ飛ばすなど暴行を加え、大けがをさせたとして、介護福祉士の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、高崎市の高齢者福祉施設に勤務する介護福祉士の永瀬智也容疑者（45）です。永瀬容疑者は今月8日、施設に入所する90代後半の女性の髪をつかんで投げ飛ばしたり蹴ったりするなど暴行を加え、女性の左手首を骨折させるなどの大けがをさせた疑いがもたれています。

警察によりますと、施設の職員が女性のけがに気づき、聞き取りをしたところ、永瀬容疑者が暴行を加え、けがをさせたことを認めたということです。

永瀬容疑者は女性をベッドに寝かせる際に犯行に及んだとみられていて、警察の調べに対し「言うことを聞かないのでイライラした」と容疑を認めているということです。

警察は暴行を加えたいきさつなど、詳しく調べています。