料金つり上げへ少女に「合言葉」つくったバー
客に不当な高額料金を要求したとして、大阪府警南署の捜索を受けた大阪・ミナミのガールズバーが、客引きをする少女ら向けに、従業員と見破られないための「マニュアル」を作っていたことが、同署への取材でわかった。
男性を巧みに店へ誘い、料金をつり上げるよう14項目の指示が記載されていた。
同署が5月、府ぼったくり防止条例違反容疑で系列3店を捜索した際、店内のパソコンから見つかった。
同署によると、路上でナンパを装ったり、出会い系サイトを使ったりして男性と知り合うのが客引きの手口。
マニュアルでは、店へ誘う際に「友達と2回ほど来て気に入った店があるので飲みに行きたい」などと提案するよう指示していた。
店内では客のふりをすることを忘れないよう注意。
男性の支払料金を高くするため、少女らが多く注文しても酔わないようノンアルコール飲料が出される「合言葉」も設定していた。
「ウーロンハイ」と頼めば「ウーロン茶」、「焼酎水割り」なら「ミネラルウォーター」を提供。
「モスコミュール」はカクテル酒だが、「モスコ」と縮めれば、ノンアルコールが用意されたという。
3店には中学生を含む少女ら60人以上が在籍。
店は客1人につき10万円前後の料金をぼったくり、4割を成功報酬として少女らに渡していたとされる。
同署などは6月から、ミナミの飲食店などにポスターを掲示し、料金システムを十分確認することなど注意を呼びかけている。
男性を巧みに店へ誘い、料金をつり上げるよう14項目の指示が記載されていた。
同署が5月、府ぼったくり防止条例違反容疑で系列3店を捜索した際、店内のパソコンから見つかった。
同署によると、路上でナンパを装ったり、出会い系サイトを使ったりして男性と知り合うのが客引きの手口。
マニュアルでは、店へ誘う際に「友達と2回ほど来て気に入った店があるので飲みに行きたい」などと提案するよう指示していた。
店内では客のふりをすることを忘れないよう注意。
男性の支払料金を高くするため、少女らが多く注文しても酔わないようノンアルコール飲料が出される「合言葉」も設定していた。
「ウーロンハイ」と頼めば「ウーロン茶」、「焼酎水割り」なら「ミネラルウォーター」を提供。
「モスコミュール」はカクテル酒だが、「モスコ」と縮めれば、ノンアルコールが用意されたという。
3店には中学生を含む少女ら60人以上が在籍。
店は客1人につき10万円前後の料金をぼったくり、4割を成功報酬として少女らに渡していたとされる。
同署などは6月から、ミナミの飲食店などにポスターを掲示し、料金システムを十分確認することなど注意を呼びかけている。