名古屋のキャバクラ放火 山口組長らに1億5000万円賠償請求
名古屋市中村区のキャバクラに2010年、指定暴力団山口組系組員が放火し、系列店店員の男性が死亡した事件で、男性の両親が20日、殺人罪などで有罪が確定した実行犯2人のほか、山口組の篠田建市(通称司忍)組長ら3人にも使用者責任があるとして、5人に計約1億5000万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。
訴状によると、山口組弘道会系元組長ら2人の男は10年9月、このキャバクラにガソリンをまいて放火し、系列店店員だった佐野方紀さん=当時(27)=をやけどによる感染症で死亡させた。
訴状によると、山口組弘道会系元組長ら2人の男は10年9月、このキャバクラにガソリンをまいて放火し、系列店店員だった佐野方紀さん=当時(27)=をやけどによる感染症で死亡させた。