武井咲『黒革の手帖』制作費が足りない!? 高級クラブシーンで「あり得ない経費削減」
武井咲が主演を務める連続ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)が、8月10日に第4話を迎え、平均視聴率10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。
第3話以降数字を落としている同ドラマだが、「その一因には、制作費が抑えられえていることが挙げられる」(芸能プロ関係者)という。
「主人公・原口元子(武井)が夜の銀座でのし上がっていく姿が描かれる同ドラマは、初回は11.7%とまずまずの滑り出しで、通常なら苦戦する第2話が12.3%と上昇。しかし、第3話では一気に10.9%まで下降し、最新話ではさらにダウンしました」(芸能ライター)
もともと女優として、「ゴリ推し」「演技がヘタ」などと低評価される機会が多かった武井。
しかし、同ドラマで“悪女”役に初挑戦すると、視聴者から「まだ若いけれど、なかなか貫禄がある」「役作りへの努力が見える」といった好評の声が飛び交うようになった。
「同ドラマは、武井の脇を、江口洋介や真矢ミキ、伊東四朗といった豪華キャスト陣が固めており、かなりのギャラ総額だそう。またテレ朝は、同枠で10月クールに控えている人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の第5シリーズにも莫大な予算を回すようで、そうした影響からか、『黒革の手帖』の制作費を抑えざるを得なくなったといいます」(前出・関係者)
そのため、本来ならプロの役者を使うようなシーンに、一般人を起用するという強引な制作を推し進めているという。
「高級クラブでの撮影シーンで、ホステス役にボランティアのエキストラを使っているんです。エキストラで賄えるような、いわゆる“ガヤ”とは違い、ホステス役ともなると、それなりに仕草や表情の演技を求められるもの。本来ならば、無名でも、女優やタレントを使うだけに、これは異例中の異例ですよ。演技経験のない一般女性に衣装を着させて撮影しているとあって、現場にも困惑が広がっていました」(同)
自身の評価が変わろうとしている作品で、このような事態が起きているのは不憫で仕方ないが、武井には、今こそ主演として現場を盛り上げつつ、最後まで頑張ってもらいたいものだ。