歌舞伎町周辺 「メンズ地下アイドル」ライブハウスに立ち入り
ライブハウスを中心にアイドル活動を行う「メンズ地下アイドル」をめぐってトラブルが相次いでいるとして、警視庁は新宿・歌舞伎町周辺のライブハウスに立ち入りを行い、イベントで違法な行為が行われていないか確認することなどを要請しました。
30日は警視庁の警察官と保健所の職員およそ20人が、メンズ地下アイドルのライブ会場としても使われる新宿・歌舞伎町周辺の5つのライブハウスに立ち入りを行いました。
メンズ地下アイドルを巡っては、ライブハウスで開かれた写真撮影会で男性アイドルに客の17歳の女子高校生と卑わいな行為をさせたとして今月、芸能事務所の社長らが逮捕されるなど、トラブルが相次いでいます。
これを受けて行われた立ち入りでは、施設に対し、イベントの主催者に法令順守を求めることや、卑わいな行為など違法な行為が行われていないか確認すること、それに、会場に物陰ができないようにするなど違法行為を防ぐ環境づくりを行うことなどを要請しました。
警視庁は、客に恋愛感情を抱かせようと違法な行為を行っている場合があるとして注意を呼びかけています。
警視庁少年育成課の「ヤング・テレホン・コーナー」では、メンズ地下アイドルを巡るトラブルの相談を24時間受け付けています。