首都高3人死亡事故、容疑者「体調不良で風邪薬飲んだ」…時速60〜70kmで減速せず追突か
埼玉県戸田市の首都高速5号池袋線下りで14日朝、3人が死亡した多重事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)容疑で逮捕された会社員の男(28)(相模原市緑区)が「体調不良で風邪薬を飲んで運転していた」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかった。警視庁が事故との関連を調べている。
捜査関係者によると、道路に設置されたカメラにはトラックが時速60〜70キロで走行し、減速せずに追突する様子が映っていた。現場にブレーキ痕はなかった。
事故では他にも男性2人が軽傷を負っており、警視庁は15日、男の容疑を過失運転致死傷に切り替え、東京地検に送検した。