熱中症対策で…伝統行事「相馬野馬追」前倒し開催 去年は7月開催も猛暑で約80人が救護される
福島県で毎年7月に行われてきた伝統行事「相馬野馬追」は、猛暑の影響で2か月前倒しになり、きょう、初日を迎えました。
福島県相馬市の神社で行われた出陣式には、地元の騎馬武者およそ50人が集まりました。
毎年7月下旬に開かれてきた相馬野馬追は、去年、猛暑の影響で80人あまりが熱中症で救護されたことなどを受け、今年から暑さを避け、2か月前倒しで開かれました。初日のきょう、相馬市の予想最高気温は24℃で、去年の開催当時より10℃以上、低くなる見込みです。
地元相馬市の人
「出る人も馬も最高の状態じゃないですか。良かったと思います、5月で」
相馬野馬追はあさってまで開かれ、あすは祭りの呼び物・神旗争奪戦が行われます。